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パワーフィルム PowerFilm FoldableSolarCharger 20W | 房総フィールド 太陽光発電増強

東京と房総を行き来する生活を始めてから5ヶ月が経ちました。
房総の拠点「房総フィールド」は、まだ何にもない原っぱ状態なので滞在中の電力確保は大きなテーマです。

いまのところ房総フィールドで使うエレクトリックデバイスは、携帯電話やiPod Touch、PocketWiFiなどのモバイルデバイスなので大きな電力は消費しません。これらの電力は先日紹介したエネループを太陽光で充電出来るPowerFilm社のAA Solar Chargerで賄っています。

【関連記事】:パワーフィルム PowerFilm AA Solar Charger | 太陽光発電でモバイル機器を充電

当初、このPowerFilm AA Solar Chargerの発電能力には、あまり期待していなかったのですが、使ってみると想像以上で、太陽光発電のポテンシャルを実感することができました。

この大きさである程度の電力自給ができることを経験しまったこともあり、もう少し発電能力を上げてみようと思い、再び太陽光発電製品を物色していました。いずれ小屋が完成したら固定式の太陽光パネルを導入してみようと思っていますが、東京の自宅でも発電出来るように持ち運び可能なほうが活用の幅が広がります。

モバイル可能な発電装置となると、やはり、薄型のアモルファスシリコンを使ったPowerFilm社の製品が良さそう。PowerFilm社の製品で比較的大きい発電能力があるものは、折りたたみ可能な「Foldable Line」と完全防水のロールタイプ「Rollable Line」の2タイプ。可搬性を考慮すると「Foldable Line」の方が良さそうです。発電能力は5W、10W、20W、30W、60W(いずれも15.4V)の5ラインナップがありますが、大きさ x 価格のバランスをみて20Wの「PowerFilm F15-1200 20W」にしました。



震災の影響からか、国内の販売店では完売していたのでAmazon USで注文。Amazonから直送出来なかったので、転送業者を経由して輸入。4月20日にオーダーして、25日にサンフランシスコに到着。手元に届いたのは5月3日。

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PowerFilm F15-1200 20Wには、ソーラーパネル以外に発電した電気を出力出来るようにシガーソケットアダプター(RA-2)が同梱されています。

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折り畳んだ大きさは27.9cm x 16.5cm x 2.6cm。ネットブック程度の大きさです。重さは580g。

PowerFilm20W_4.jpg

パネル側のコネクター(オス)とシガーソケットアダプター(メス)を接続

PowerFilm20W_5.jpg

シガーソケットアダプターからバッテリーに充電します。
クルマ用のバッテリーは電圧低下をくり返すと復活できなくなってしまうので、太陽光発電には繰り返し放充電ができるディープサイクルバッテリーというものを選びます。使っているのはIFONIX PowerCube PC-1207Jというポータブルタイプのディープサイクルバッテリー。充電用の入力はシガーソケット→DCプラグ、ワニ口のクリップを使ってバッテリー端子からも充電出来るようです。出力は12Vシガーソケット、5V/250mAのUSBソケットが2つ、DC出力が電圧違いの5種類付いています。
バッテリー内蔵のUSB出力は250mAと低いのでiPhone、iPodTouch、iPadなどの充電はできませんでした。

PowerFilm20W_6.jpg

そこで12VシガーソケットからDCACインバーターを噛ませて、AC(コンセント)出力出来るようにしています。この製品はセルスターのFTU-150B。AC 100V/150WとUSB 5V/800mAの出力端子があります。モバイル機器の充電であれば十分な容量です。(ただ、コンパクトな割に高出力タイプなのでファンが付いているのでファンノイズがうるさいです)

PowerFilm20W_7.jpg

房総フィールドで広げてみました。広げた大きさは76.2cm x 80.5cm。自宅で広げたときは大きく見えましたが、房総フィールドでは小さく見えます!AA SolorChargerとの大きさ比較はこれくらい。

PowerFilm20W_8.jpg

テントの中はこんな感じになっています。

PowerFilm20W_9.jpg

さっそく房総フィールドの住人が気になったようで覗きにこられました!バッタの子供ってこんなに小さいんだ。


この太陽光発電システムでどれくらいの電力を賄えるのか暫く検証してみたいと思います。




【かかった費用】

▼ソーラーパネル
・Amazon(US)
 - PowerFilm Foldable SolarCharger 20W $261.59(JPY 22,522 / 配送料 JPY 481)
 - PowerFilm RA-9 PowerFilm Charge Controller $59.99(JPY 5,144 / 配送料 JPY 478)

【Buy at Amazon.com US】
  



・転送業者(スピアネット
 - 転送手数料+配送料 $40
・日本国
 - 関税 ¥700

▼ディープサイクルバッテリー
PowerFilm.jp by GPSストア
 - IFONIX PowerCube PC-1207J ¥9,975

▼DCACインバーター
・自動車量販店(イエローハット)
 - セルスター スリムハイブリットインバーター FTU-150B ¥3,480





【商品紹介】

▼PowerFilm Foldable SolarCharger 30W + チャージコントローラーRA-9
(20Wタイプがアマゾン・ジャパンに出品されていなかったので30Wタイプです)

PowerFilm Solar FM-15 30ワット折畳めるソーラパネルチャージャー(RA-9 チャージコントローラー付)PowerFilm Solar FM-15 30ワット折畳めるソーラパネルチャージャー(RA-9 チャージコントローラー付)
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PowerFilm Solar

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▼セルスターDCACインバーター FTU-150B

セルスター(CELLSATR) スリムハイブリットインバーター FTU-150Bセルスター(CELLSATR) スリムハイブリットインバーター FTU-150B
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セルスター(CELLSTAR)

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コメント

続報を待ってます

自分もアウトドア好きで、国内のキャンプや、バックパックで海外旅行などをすることがあります。
モバイル機器や照明などで電力に苦労することしばし。
便利なグッズを探していて、こちらのページを発見しました!

ノートPCや携帯電話、エネループ、タブレットなどの充電に興味があります。
モバイルへの電力提供について。特に電力供給が出来るのかどうかについて、体験談などを記事にしてください。
続きを楽しみにしています!

Re: 続報を待ってます

くまのさん

コメント有り難うございます。

電力供給源のないところに行くと、普段の生活が電気で支えられていることを実感しますよね。

ここ半年ほどの経験では、ノートPCの充電までいくと、この記事の20Wタイプのパネルでは発電量がぜんぜん足りないことがわかりました。現在は60Wのパネルを追加して、合計80Wの発電能力があるので、これくらいあるとなんとか、、、といった感じです。
ただ、ソーラー発電は薄曇りになっただけで発電能力がガクっと落ちるので、安定供給は期待できないですね。(それが面白いところでもありますがw)

最近、アウトドアでは消費電力の少ないスマホ or タブレットを使って、給電はエネループというのが一番シンプルかもと思い始めました。

この辺のノウハウ、タイミング見てまとめてみますね。

また是非覗きにいらして下さい。
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プロフィール

東京から少し離れた房総でオルタナティブなライフスタイルを模索する日々を綴るブログです。

2010年末に土地「房総フィールド」を購入。
平日は東京で仕事、週末を房総で過ごす二拠点居住生活にむけ準備中。
家はおろか水道電気などのインフラすらない敷地がどのように変化していくのか?!

1年目は、拠点づくりのために「小屋を建ててること」「いくつかの作物を作ってみること」から始める予定です。

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