ガーデン 2017

土壌診断 ECテスター「Hanna Soil Test HI98331N」導入、1kW発電独立発電+雨水利用 エコロジー夢ガーデン舎さん訪問

2017年ゴールデンウイーク後半2日目

20170504 - 1

昨日より小屋脇の(仮称)テラスエリアにタープを張って過ごしております

日差しを遮ってくれるので快適♪

20170504 - 2

昨日、いちご農園でいただいた白いちごのサンプルを朝食にいただきました。適度に甘味がありいい感じ。来年これ育てようかな





土壌診断

昨年末からセルフメディケーションデバイスを使って身体のモニタリング(体重、心拍数、血圧、脈波電導率、骨密度、睡眠状態、脳波など)を始めました。これにより身体のコンディションを客観的に見るようになり、徐々にですが「身体によいこと」を取り入れるようになってきました。

これと同じように、畑のコンディションも測定できないかと思い、先月土壌の酸性度を計測できるpHメーターを購入しモニタリングをはじめました。

先日本屋さんをフラフラしていたら「図解でよくわかる 土・肥料の基本」という本を見つけ即買い。

この本によると、土壌に含まれる養分は酸性度(pH)と電気伝導度(EC)を計測することである程度類推できるとありました。




土壌のpHとECを測ることでわかること

pHは土壌(正確には土壌溶液中)の水素イオンの濃度を測るもの。日本の土壌では5.5〜6.5の範囲内が目安。このpHが高かったり低かったりすると、肥料養分の溶解性が悪いことを示すそうです。また、微生物(バクテリアや放線菌)はpH5.5以下の酸性に傾くと活力が低下し地中の有機物の分解が遅れるそうです。

ECは土壌(正確には土壌溶液中)に含まれる肥料中の塩類(とくに窒素成分としての硝酸塩)が多くなると値が高くなる=窒素肥料量をある程度類推できるようになるとのこと。

この2つの値「pH」と「EC」を見ることで土壌のバランスを診断できるようになる。ということです。


土壌診断用ECメーターを物色

先月pHメーターは入手してあるので、ECメーターなるものを物色し始めました。

最初に見ていたのは、書籍にも紹介されている堀場製作所の「LAQUAtwin B-771」

http://www.horiba.com/laquatwin/ja/index.html

LAQUAは土1:精製水5の割合で混ぜて計測するタイプ。性能は良さそうですが、土と水を混ぜる作業が面倒なのと値段が2万6千円とお高いので躊躇していました。


次に見つけたのが、土壌にそのまま刺せるHanna InstrumentsのECテスター HI98331N

http://hannainst.com/groline

価格も1万6千円くらいで使い勝っても良さそう。ひとまずこちらを購入することにしました。




土壌診断 ECテスター「Hanna Soil Test HI98331N」導入

ECメーター Hanna Soil Test HI98331N

マニュアルには土壌が乾いているときは精製水を撒いて計測するとありましたが、房総フィールドガーデンを100ポイント以上の計測をするので到底足りません。

最初は精製水でやっていましたが、結局 貯水してある雨水で土を湿らして計測してみました。

ECメーター Hanna Soil Test HI98331N


モニタリングした116箇所の平均はpH 6.2、EC 0.04mS/cm

ECの値が低いので計測方法が悪かったかもしれません。近々土壌を精製水に混ぜて計測しなおしてみます。


ちなみにこのECテスターは水も計測できるので、精製水と雨水の違いも測定してみました。

ECメーター Hanna Soil Test HI98331Nで精製水を測定

精製水は0.07mS/cm

ECメーター Hanna Soil Test HI98331Nで雨水を測定

雨水はは0.12mS/cm





1kW発電独立発電+雨水利用 エコロジー夢ガーデン舎さん訪問

2月にプリウスPHVの記事を書いたときに熱くコメント下さった方から「多分お近くなので、よかったらGWに遊びに来ませんか?」とお誘いをいただきました。

お名前を見て「あれ?この人って」と思って調べたら、このまえAmazonで見つけた本「自分で作る蓄電型発電所 1kW独立型太陽光発電―付・雨水の飲料水化」の著者の方でした!

HP:エコロジー夢ガーデン



早速連絡させていただき本日お伺いさせていただくことになりました。
本当は著作を拝読してから伺いたかったのですが間に合わず・・・m(_ _)m

近くのコンビニで待ち合わせして、実験場(笑)へ!

エコロジー夢ガーデン舎

敷地内には3つの小屋があり、太陽光、太陽熱、雨水利用、ビオトープ、微生物を利用した様々な実験をされております。

てっきり工学系の方だと思っていたのですが、趣味で始めたそうです!

「だって、楽しいじゃん、こういうの」の一言で、この人、面白いって思いました(笑)

エコロジー夢ガーデン舎

太陽光発電で沸かしたお湯でコーヒーをいただきながら4時間近くお邪魔しちゃいました。

奇しくも、昨日真空管ソーラークッカーを導入し、改めてソーラーパワーの威力を改めて実感していたので、いろいろ参考になりました。

太陽エネルギーの活用以外にも、ここにたどり着いた経緯、濾過システム、庭づくり、DIY、Prius PHVのことなど、心地よい風が通るテラスでお話でき、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

ほんと、房総には変わった人がいっぱいいて面白い(笑)

エコロジー夢ガーデン舎 集熱ボックス

こちらは製作中の太陽熱を利用した暖房(?!)+温水用の集熱ボックス
架台に載せるお手伝いをさせていただきました(笑)

エコロジー夢ガーデン舎

集熱ボックスの上下に3cmほどの穴が空いており、上から暖かい空気が出てきます。

原理は理解できるもののいざ体感してみると「おぉー」と思います。こういう発想ができるというのが凄い。

エコロジー夢ガーデン舎でいただいた炭

帰りに角材の端材と炭を大量にいただいちゃいました。ただいま土作り勉強中なので活用させていただきます!

いろいろとありがとうございました。楽しいひと時が過でした!

HP:お恥ずかしながら訪問の記事を掲載いただいておりますm(_ _)m

Prius PHV

房総フィールドに戻る途中、種苗店に立ち寄ったらタイミングよくNEW Prius PHV発見!ソーラーパネルも装着。

これがあったらオフグリッドライフがアップグレードしそう。

やっぱり欲しい、けど高い(笑)
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プロフィール

東京から少し離れた房総でオルタナティブなライフスタイルを模索する日々を綴るブログです。

2010年末に土地「房総フィールド」を購入。
平日は東京で仕事、週末を房総で過ごす二拠点居住生活にむけ準備中。
家はおろか水道電気などのインフラすらない敷地がどのように変化していくのか?!

1年目は、拠点づくりのために「小屋を建ててること」「いくつかの作物を作ってみること」から始める予定です。

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