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3DプリンターでTinyWhoopのケースを作る / Making TinyWhoop's case with 3D Printer

​このまえ茂原のカインズホームに立ち寄ったとき、工房に3Dプリンターが置いてあるのを発見!

前から1度やってみたかったので何か作るものはないかと思案していたところ、最近ハマっているマイクロFPVドローン「TinyWhoop」用ケースのSTLデータ(3Dプリント用のフォーマットのようです)を提供しているサイトがありました。

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http://www.thingiverse.com/thing:1637219



ケースの側面にLiPoバッテリーを入れるところまであり、便利そうなので早速ダウンロード

▼ダウンロードしたSTLファイルは6つありました
1.TinyWhoopCaseBottom_V2_FAT_BATTERY.stl
2.TinyWhoopCaseBottom_V2_NC.stl
3.TinyWhoopCaseBottom_V2.stl
4.TinyWhoopCaseTop_V2_NC.stl
5.TinyWhoopCaseTop_V2_TALLER.stl
6.TinyWhoopCaseTop_V2.stl

最初は違いがわからなかったのですが、以下の構成のようです。
(間違っていたらすみません)

4+2 → 面取りなし:トップ&ボトム
6+3 → 面取りあり:トップ&ボトム
1 → 太めのバッテリー用:ボトム
5 → 背の高いトップ
※注意!! TinyWhoopを入れるには5の背の高いトップが必要なようです(最後までお読みいただくとわかります 笑)

面取りなしのSTLファイル(4+2)をSDカードに入れてカインズホームへ持ち込みました



3Dプリンター MUTOH MF-1100 @ Cainz Home

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カインズホーム 茂原店に置いてある3DプリンターはMUTOH MF1100
読み取り用のデータ形式はSTL、使用するフィラメントはPLA。利用料はフィラメント込みで¥700/時間とのこと。

ちなみにこのお店で初の3Dプリンターご利用のお客様だそうです(笑)

お店の方にSDカードを渡すとPCに差し込んで3Dプリンターアプリケーションに読み込ませてくれました。
よくわからないのですが.gcodeというファイル形式に出力してからアプリケーションに読み込ませているみたいです。

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まずはトップケースからプリント

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直径3mmのフィラメントを溶かしながら積層していきます

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乾燥用(?)のファンが2個付いております

50分ほどで完成

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トップに彫ってあるTinyWhoopのロゴは、かろうじてTinyまで読み取れますが、それ以降は暗号化されているようです(笑)

続いてボトムケース

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なぜか底面は大幅にずれまくってバリだらけ・・・
ご丁寧にバッテリーを刺す穴も埋めていただいたようです(笑)

所要時間
ケースのトップは15時27分にスタートし、16時19分に終了(51分49秒)
ボトムは16時32分スタートし、19時19分に終了(2時間46分42秒)
合計約4時間で完成いたしました



初めて3Dプリンターを使った感想

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完成品はこんな感じ
出来は、まっ、こんなもんなんですかね といった印象

お店の方も「初めての(お客さんの)プリントなんで、ちょっと(精度が悪く)残念」とおっしゃっていて、アプリケーションのパラメーターをチェックされていましたが、メーカーの指定通りになっていたようです。

お値段は¥2,100(1時間まけてもらいました)
値段を考えると微妙ですね(笑)

最初はどんな出来栄えになるのかとワクワクしていましたが、ふたが出来上がり、ある程度クオリティがわかると飽きてしまい店内をぶらぶら。とにかく待ち時間は退屈(笑)

でも、デジタルデータがモノとなって形になる経験は初めてだったので良い経験でした。今後の技術革新で精度とスピードが上がり、パーソナルデジタルファブリケーションが加速すると面白くなるでしょうね。


TinyWhoopを入れてみると・・・

小屋に到着しTinyWhoopを入れてみると、、、

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あれ???入らない・・・

あっ、トップは「背の高い」トップを使わないといけないみたい(笑)

なんか小さいなぁって思ってたんだよね・・・
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プロフィール

東京から少し離れた房総でオルタナティブなライフスタイルを模索する日々を綴るブログです。

2010年末に土地「房総フィールド」を購入。
平日は東京で仕事、週末を房総で過ごす二拠点居住生活にむけ準備中。
家はおろか水道電気などのインフラすらない敷地がどのように変化していくのか?!

1年目は、拠点づくりのために「小屋を建ててること」「いくつかの作物を作ってみること」から始める予定です。

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