ガーデン 2017

房総フィールド ガーデン コーヒーの残渣で土作り開始、四角豆の種下ろし

春と夏の間の日差し、そよぐ風

5月の房総フィールド

四季のある日本で一番過ごしやすい季節ですね♪

今日も新しいレンズVoigtlander Nokton 40mm f1.4 SCで遊びながら野良仕事でございます(笑)




コーヒーの残渣で土作り

雑草堆肥

房総フィールドの野菜たちは ”いまのところ” 肥料も与えず刈り取った雑草を畑に敷いいて育てています。

徐々に畑を拡張しながら、何種類か育ててみたのですが、うまくいくものといかないものがあります。

最近土作りの本を数冊読んだところ、いくら自然農法といえども、ある程度栄養分を補ってあげる必要があるようです。

かといってむやみに堆肥などを投入したくないので、きちんと土作りを学ぶこと。これが今年のテーマです。

今まで無造作に積んであった雑草も良い土ができるように、時々フォークで攪拌し始めたところです。

コーヒーの残渣で土作り

先日ネットで土作りのことを調べていたら、コーヒーの残渣も堆肥として活用できることを知りました。

UCCさんの実験結果(考察)

コーヒー抽出残渣施用1年目
実験結果コーヒー抽出残渣を施用すればするほど、緑肥植物の成長は抑えられました。その理由として、コーヒー抽出残渣には、植物に対して生育阻害を起こす物質(カフェイン、ポリフェノール)が含まれていたため、緑肥植物の生育に悪影響を及ぼしたと考えられます。
しかし、コーヒー抽出残渣が多孔質であることから、空気や水を土壌微生物群(カビ、細菌、放線菌など)に供給しやすい環境であったものと考えられます。まず土壌の微生物群によってカフェイン、ポリフェノールなどが少しずつ分解・減少し、さらにコーヒー抽出残渣に含まれる不溶性のタンパク質等も分解され、肥料の三要素3)の一つ、窒素(無機窒素)に変わりつつあったと考えられます。

コーヒー抽出残渣施用2年目
2年目以降は土壌微生物群によって、コーヒー抽出残渣由来のタンパク質が無機窒素と呼ばれる植物に吸収されやすい形に分解され、緑肥作物に対し肥料としての効果を及ぼすこととなり、その結果、緑肥植物が生育したと考えられます。

UCC | コーヒー抽出残渣の施用による植物の生育、土壌改良の評価
https://www.ucc.co.jp/company/research/residue/03.html




今月初め頃からドリップし終えたコーヒーの残渣を乾かしてポットに貯めていきました。(もちろん東京で飲んだ分もジップロックにいれて持ち込んでおります!)

そこそこ溜まってきたので、堆肥用のスペースを作り残渣を蒔いてみました。

しばらく投入し続けて様子を見ることにします。




房総フィールドランチタイム

本日のランチは、人舟 isenさんのフランスパンをカリカリに焼いて、行きつけの魚屋さんのお刺身(鯛と平目)をオリーブオイルで混ぜてカルパッチョと一緒にいただきます。そしてコロナと採れたてそら豆。

そして、お昼寝。

こういった時間を至福と言わずして何を至福というか(笑)

ご近所猫
ご近所の猫、愛想なし



四角豆の種下ろし

四角豆の種下ろし

去年お隣さんから苗をいただき、自家採種した四角豆。そろそろ種を下ろすタイミングらしいので、ポットに落としてみました。

さて、発芽してくれるでしょうか?!

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お昼寝後に竹やぶに侵入しトマトの支柱になりそうなものを数本拝借

昨日刈り取った麦畑には、トマト、落花生、間引いた枝豆、ひまわりを植え付けました

本日の収穫

本日の収穫は、竹林で見つけたたけのこ、そら豆、ニンニク、いちご

房総フィールドサンセット
絞りをかちゃかちゃしていたらこんな光の入り方しました。これはこれで綺麗♪F8くらいだったかな?

あぁ、陽が傾いてきました。後片付けしないと。。。

房総フィールドサンセットと三日月

片付けを済ませ、井戸水で汗をぬぐって着替えを済ませたところで夕日タイムが始まりました。

今宵はうっすら三日月が浮かんで綺麗なサンセットタイム

あぁ、今週も素敵な週末を過ごせたな♪
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ガーデン 2017

カメラレンズ Voigtlander Nokton 40mm f1.4 SC導入+小麦の収穫2回目と草刈り

ここ最近の房総フィールドを撮っているメインカメラは2009年に発売されたオリンパス・ペン E-P1とM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8のコンビネーション。ミラーレス一眼の走りでしたね。

発売から8年経過していますが、飽きずに使っております(笑)

voigtlander nokton 40mm f1.4 sc+Olympus PEN E-P1
Voigtlander Nokton 40mm f1.4 SC+Olympus PEN E-P1

しかしデジタルテクノロジーの進化はメカニカルなカメラ時代とは異なります。
そろそろ新しいデジタルカメラを試したいなぁと思っている今日この頃でございます。

僕がカメラに求めるものは機動力。フルサイズ一眼のようなでかいのは好みではありません。コンパクトでありながら綺麗な描画力のあるミドルレンジのミラーレスがタイプなのです。昨年末に出たSony α6500をきっかけにカメラ熱を発症してしまい、ことあるごとにカメラ量販店を覗いております。

散々悩んだ挙句、まずはレンズを変えてみようと思い、さらにあれやこれや調べていたのですが、素人にはよくわからない。。。

ひとまず、ターゲットを以前から興味のあったライカ用レンジファインダーレンズ「フォクトレンダー ノクトン」をチョイスすることにしました。
最近、最新のミラーレス機にオールドレンズを取り付けて撮影するのが流行ってるみたいですね

フォクトレンダーはもともとはドイツの光学メーカーでしたが、1999年に日本のコシナが商標権を取得し作り始めたライカマウント互換のレンズ。フォクトレンダーのレンズにはいくつか種類がありますが、ノクトンはF値が1.5以上の明るいレンズにつけられた名称。

このNOKTON 40mm F1.4にはレンズのコーティングには、マルチコート(MC)とシングルコート(SC)の2種類があります。シングルコートは少し古い印象の画になるそうです。もちろんターゲットはSC。

金曜日の会社帰りに銀座のカメラ店を数件はしごしたところ、最後に入ったお店にぽつんSCが置いてあったので即買!

E-P1のマイクロフォーサーズにライカMマウントを取り付けるためのアダプターはすでに購入済みだったので早速取り付け房総フィールドに持ち込みました。



ということで、本日の写真はすべてNOKTON 40mmで撮影したものとなります。

いつもと少し雰囲気が違うかな?!





Breakfast at Boso Field

房総フィールド小屋のキッチン(笑)

先週に人舟 isenさんの食パンを網で炙りベーコンを挟んで食べたのですが、これが美味しかった!

今週はちっちゃいフライパンを持ち込み目玉焼きを挟んでグレードアップです(笑)

BosoFieldSand

房総フィールドサンド、いっただっきまーす♪



小麦の収穫

小麦の収穫

さて、先週に引き続き小麦の収穫です。

今年はすずめたちに完食される前に刈り取ります!

小麦のはざ掛け
小麦のはざ掛け

小麦の落穂
刈り取った後、根元に落穂がいっぱい



少しお昼寝して夕方から草刈り。その合間に新しいレンズの試し撮り。

しそジュース
お隣さんからいただいたしそジュース

大根の花
大根の花。もうすぐ種が膨らんでくる頃でしょう

房総フィールド 小屋
小屋の入り口

房総フィールドの夕日
今日はさっぱりとした夕日

某酢フィールドアイスコーヒー
朝淹れたコーヒーをキンキンに冷やして夕方に飲む。これがこの季節のお楽しみ

40mmというレンズの画角、F1.4〜F8あたりまででどんな感じになるのかを試しながら撮影していたのですが、一番の問題はピント合わせ。

E-P1はAF連動できるレンズであればマニュアルでフォーカスしている時に液晶モニターが拡大されるのですが、このレンズではその機能が使えないので、撮影後プレビューで拡大して確認するしかないのです。

う〜ん、悩ましい。。。

ガーデン 2017

房総フィールドガーデン トマトとひまわりの苗植え付け、採れたてそら豆の収穫と網焼き

これからの季節、こんな感じで朝日が小屋に差し込んでまいります。

小屋に差し込む朝日

なかなか素晴らしい配置と思いきや、これ、朝5時半でございます(笑)

眩しい・・・

房総フィールドと小屋

本日も快晴。夏空が帰ってまいりました!

アマガエル

キウイの苗

3月に植えたキウイの苗はすくすくと育ってくれております

中玉トマトの苗植え付け

トマトの苗

午前中は、昨日刈り取った小麦のところに竹の支柱を立てて中玉トマトの苗、落花生を植え付け

それにしても暑い・・・(汗)




赤七屋さんのかき氷

赤七屋のかき氷

あまりにも暑いので赤七屋さんのかき氷を食べにきました。

ふわっふわっの氷にほんのり甘みのある蜜。これからの季節最高ですな。

小屋に戻って1時間ほどお昼寝して日差しが和らぐのを待ちます。





ひまわりの苗植え付け

ひまわりの苗

ポットで発芽させたひまわりの苗。ほぼ完璧な発芽率!

珍しく食べられないものを植えていますが、これは土作りと堆肥作りをかねております。

ひまわりの根には根粒菌が付きやすく、緑肥としても使えるそうです。

ひまわりの苗植え付け

少し前から開梱していたところに30cm間隔で2列植え付け

ひまわりの苗植え付け

今年の夏が楽しみです♪


2017年玉ねぎ祭り


続いては昨年秋に種を蒔いた玉ねぎの収穫です

極小玉ねぎ(笑)

こんなに小さく育てられるのは僕ぐらいでしょう(笑)

昨年に引き続き、玉ねぎは不作・・・土作り、勉強します。。。リン酸不足なんだろうなぁ

房総フィールドの夕暮れ

さつまいもを植えているところに竹の支柱を立ててお隣さんからいただいた黒トマトを植え付け、本日の野良仕事終了

今週の収穫

今週はそら豆、ラディッシュ、ニンニクの花芽、スーパースモールオニオン、いちごを収穫

そら豆の網焼き

昨日に引き続き、そら豆を網で炙っていただきました。ほんと、美味しかった♪



アマガエル

それでは、また来週♪

ガーデン 2017

房総フィールドガーデン 小麦の収穫1回目

今週も深夜に房総イン

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アマガエル

おはようございます。今週は暑くなりそうです♪

一舟 isen 全粒粉食パンとベーコン

ブレックファーストは一舟 isenさんの全粒粉のパンを厚切りにしてベーコンを挟んでみました。これうまい(笑)



小麦の収穫

小麦の収穫

色づいてきた小麦。1粒噛んでみたところまだ柔らかく、まだ収穫には早いかな。

小麦の落穂

と思っていたところ小麦の下には落穂がちらほら。。。雀ですね。。。

小麦の刈り取り

去年のように全部食べられてしまう前に半分刈り取ることにしました。

小麦の刈り取り

小麦のはざ掛け

刈り取った小麦を紐で結わいて、ゴーヤように組んだ竹垣にはざ掛け

房総フィールドもだんだんと菜園っぽくなってまいりました♪


その他の野菜たち

さつまいもの苗
さつまいもの苗

先週植え付けたさつまいもの苗。しおれております。。。

井戸を何回か往復して大量に水分供給(翌日には少し元気になってきました)

里芋の芽吹き
里芋の芽吹き

お隣さんからいただいた里芋がようやく芽吹いてくれました♪

ニンニクの花芽
ニンニクの花芽

これはニンニクの花芽。自然農の本に花芽が出てきたら取ってしまったほうが実が大きくなるとあったので取り除きました。

ニンニクと一緒に植えているいちご
いちご

ニンニクが植わっている下にはいちごが色づいております。いちごとニンニクは相性が良いらしいので一緒に植え始めたのですが、今年は少し実の付きが良いような気がします





そら豆の網焼き

房総フィールドはそら豆のシーズンがやってまいりました。自家採種3サイクル目のそら豆、いい感じの大きさになってきました♪

数分前に取ってきたそら豆を網焼きしてビールと一緒にいただくなんて、これ以上の幸せがあるでしょうか?!ってくらい美味しかった!

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3年前からこのシーズンに発症するアレルギー性鼻炎(おそらくイネ科の花粉症)で少しグッタリめ。今夜は早めに寝ることにします。

ガーデン 2017

房総フィールドガーデン 春の収穫 そら豆・大根・ニンニク、落花生の芽吹き、さつまいもの苗を植える、竹でゴーヤの柵を作る

昨日昼過ぎから大雨になった房総。夜にはだいぶおさまったものの、小雨交じりの肌寒い朝となりました。

人舟さんのパン

今朝は久しぶりに人舟さんのパンにありつけました(笑)
ここのところ予約日に寝坊したり失念していたりで・・・

僕はパンに詳しくもなく、ただ単にここの(ちょっと風変わりな)パンが美味しいと思ったから通っているのですが、多分パン好きの人にとっては贅沢なことなんでしょうね?!ありがたや、ありがたや(笑)



さて、本日は野良作業に集中です!

春野菜の収穫(そら豆、大根、ニンニク)

大根の花

3月12日に種まきした大根。早くも塔立ちして(花が咲いて)しまったので収穫することにします。
もちろん自家採種用に2本残してあります!

そら豆

そして、やってきました!そら豆の収穫です!
房総フィールドでは普通のそら豆と紅美人という赤い皮の2種を育てております。普通のそら豆は3年前の10月にお隣さんからいただいた苗から自家採種したもの。今回で3サイクル目を迎えます。

房総フィールド春の収穫祭

右から普通のそら豆、ニンニク、そら豆(紅美人)、そして、白い人参・・・
大根を育てるのは2回目。一回目は双葉がで始めた頃から虫に食われてしまい収穫できず。今回は葉っぱが大きくなっていたので期待していたところ人参サイズのが出てきました(笑)

目下お勉強中の土壌成分分析をして次回につなげます。。。おそらくリン酸不足ではないかと思っております。


その他 房総フィールドガーデンの様子

落花生の芽吹き

ゴールデンウィーク 5月3日に種を降ろした落花生。今年も芽吹いてくれました♪

小麦

昨年秋に蒔いた小麦もそろそろ収穫。これからスズメとの勝負が待っております!(といっても平日はいないので奴らのやりたい放題ですけど・・・)

虫に食われる芽キャベツ

こちらは虫に食い尽くされてしまった芽キャベツ

モンシロチョウの幼虫

犯人はこいつ。モンシロチョウの幼虫だと思われます。

さつまいもの苗

本日の仕込みは、昨日直売所で入手したさつまいも(紅アズマ)の苗の植え付け。

春先に都内のオーガニックショップで買った安納芋を植えて芽出しをしていたのですが、残念ながら失敗したので苗を購入してきました。秋の楽しみがひとつ増えました♪





竹林で竹の切り出し〜ゴーヤと柵とトマトの支柱を立てる

今週も鋸を持って裏の竹林へ。ポットで芽吹き始めたゴーヤとトマトの支柱作りをするために部材調達でございます。

竹林のアマガエル

いつものように作業をしていると現れるお手伝いカエル君

「う〜ん、これはおいら運べないぞ」と言うております・・・

倒れかけている8mほどの竹を5本切り倒し、枝を払って房総フィールドに搬入。

瓜系野菜エリアに変貌するパーゴラ

先週もゴーヤ用に柵を作ったのですが、直売所ではやとうりとキワーノメロンという瓜系の野菜を買ってきて植えてしまったため、改めて背面にゴーヤ用の柵を作ることにしました。

キウイ用に作ったパーゴラでしたが、瓜一族のためのものに様変わりしてしまいました(笑)

作業をしていたら、裏でビニールハウスの移設作業をしていた農家のご近所さんが「綺麗に写真撮らないでくれよ!」と声をかけられました。もしかしたらこのブログ、読まれているのかしら(笑)ちょっと恥ずかしい・・・

竹製トマトの支柱

先ほど切り出した竹の先端部分を約2.3mに切りそろえトマト用の支柱にしました。
(真ん中部分をゴーヤ用、残りのは↓堆肥用の壁に利用)


雑草堆肥の攪拌

雑草堆肥

ようやく形になってきた房総フィールドの畑ですが、そら豆、ジャガイモ以外の野菜がなかなかうまく育ってくれません。

今までは、刈り取った雑草を畑の上に重ねていただけでしたが、そろそろ土作りのお勉強しようと思っております。もちろん、化学肥料の力ではく、自然の力で地力を得る方法を試行錯誤する予定。

ひとまず、ちゃんと堆肥を作るところからスタートです。

先月末に刈り取った雑草をスコップで攪拌していたら、先ほどの裏の農家の方がフォークを貸してくれました。ありがとうございます!
この道具、欲しかったんですが、なんていう名称がわからず「これ、なんていうんですか?」と聞いたら見た目まんまの回答でした(笑)

ちなみに、このフォーク、もともと木製の柄がついていたそうですが、折れてしまい自分で溶接されたそうです。こういうことを当たり前のようにやってしまう知恵と技に憧れてしまいます!こんど溶接の仕方教えてもらおう(笑)



春の味覚 そら豆と淡竹(はちく)

春の味覚 そら豆と淡竹(はちく)

作業も一段落し後片付けをしていたら、お隣さんから嬉しい差し入れです。

焼いたそら豆と淡竹(はちく)というたけのこの一種?!をいただきました。普通のたけのこは地中に埋まっているものを掘り起こしますが、淡竹は地表に出た30〜40cmを刈り取り、そのまま焼いたりお味噌汁に入れたりしていただくそうです。これはお初でございます。

そら豆も淡竹もちょっとほろ苦さがある甘みで、春の味って感じでした。あぁ〜幸せ!

Book

房総オルタナティブブック | 「小商い」で自由にくらす 房総いすみのDIYな働き方

今日はゴールデンウィークの晴天続きから一転の雨模様

房総フィールド

雨の房総フィールド

こんな日は小屋で本を読んで過ごすのがベスト




「小商い」で自由にくらす 房総いすみのDIYな働き方

ゴールデンウィークに立ち寄った本屋さんで面白そうな本が平積みされていました。

POPには「何なの、この田舎町は!?へんで、ワクワクする働き方の教科書  地方 X 小商い X DIY」とあり、帯には「地方だからできる。好きな「ものづくり」を仕事にする。作ったものをマーケットで売って、暮らしを立てる。お客さんと顔を合わせて取り引きする。身の丈の小さな経済圏が叶える、理想の生き方。」とあります。

なかなか面白そうな本じゃないですか!

「小商い」で自由にくらす 房総いすみのDIYな働き方

「小商い」で自由にくらす 房総いすみのDIYな働き方
 磯木 淳寛著 イカロス出版

いすみを中心に大多喜、茂原、白子あたりを経済圏とし、自分で作ったものを各所で開催されるマーケットで販売して暮らす「小商い」な人達にフォーカスした本です。

僕が房総に来るようになった2010年頃、周辺のことを調べていたら意外にも東京から移り住んできている人達が結構な数いることがわかりました。東京まで通勤している人、仕事を含めて生活の基盤を完全に移している人、何を生活の糧にしているのかよくわからない人(笑)など、そのライフスタイルは様々。軸足を房総に移している人達の中には主人のスタンスを反映した個性的なお店をやっているひとも多く、結果、このエリアが持つ潜在的な魅力引き出すのに大きな役割を担ってました。

そういった様々な人達がなぜ房総エリアに移ってきたのかは個々の事情によるのでしょうが、よく言われるのが、東京との距離感、生活にかかるお金、自然が豊かといったキーワード。そして、そんな人達の多くに共通しているのが、都市(東京)の生活から一歩身を引いて、オーガニックな生活を志向し、できることは自分でやるというDIYスピリットを持っていること。これは僕が目指しているスタンスと重なります。

房総フィールドを購入する際、本当にこんなところに土地を買ってしまっていいのか?と自問しながらも、こういった人達が集まる磁場みたいなもの引きよせられていったのは間違いありません。

いつかこういった人達とゆるく繋がれたらいいなぁと思いつつも、週末の限られた時間では小屋作りや野良仕事をするので精一杯。なかなか外にでる時間的余裕が取れていないのが実態です。

気がつくと土地を購入してから6年が経過。まだまだここ房総フィールドでやりたいことはあるのですが、最低限、週末を過ごす基盤が整いつつあります。そろそろゆるりと周辺にも目を向けていきたいと思っていたところ、ちょうど良いタイミングでこの本に出会ったのです。



この本は、房総エリア各所で開催されているマーケットで小商いしている人達のインタビューで始まり、小商いを始めた背景を浮き彫りにしています。各人に共通する要素はこの本の冒頭にある「「DIY」で「Face to Face」で「LOCAL」な働き方・暮らし方」。ものづくりの想いや、どのように生活されているのか、実際に得られる収入などにも触れられており、こういった生活を志向する人達にはよいお手本になると思います。(もちろんものづくりへの想いがなければ無理でしょうが)

中段には、僕がここに来るようになった頃、房総エリアの磁場を作り出していた天然酵母のパン屋さんタルマーリーさんやブラウンズフィールドの中島デコさんが当時主催していたマーケットのことなどを語り、現在の流れがどのように作られていったか背景が浮き彫りになります。(タルマーリーさんは原発事故のあとすぐに関西に移転されており、その時の様子も中島さんのインタビューに記載されています)

そのほか、以前房総フィールドにも遊びに来てくれたウェブマガジン greenz.jpの鈴木菜央さんが、いすみへ移住してきた背景や地域を面白くする取り組みについて掘り下げ、雑誌spectator(スペクテイター)の青野利光さんが2015年に特集した「ポートランドの小商い」を軸に小商いについて、そして、最後にリーマンショック後、ブルックリンやポートランドで自然発生的に起こった、タイニーハウス、DIY、地産地消といったカウンターカルチャー的なムーブメントをとらえた「ヒップな生活革命」の著者 佐久間裕美子さんが、房総エリアで起きているこのような動きと、アメリカの動きの違いなどを語っています。
奇しくもお三方の本、雑誌は発売されたタイミングで読んでおりました(笑)

書籍というより雑誌に近い構成で「今」の房総エリアがどうなっているのか、どんな人達がいるのか、そして「小商い」で生活の糧をえることについて知ることができる、なかなか面白い一冊でした。

房総エリアへ拠点を移すことを考えられている方、小商いをしてみたいと思う方、こういった生活に興味がある方には参考になる本だと思います。





房総フィールドコーヒー

六畳一間の小屋の中で新しく仕入れたコスタリカのコーヒー豆「カトゥアイ」を淹れ、周辺で起きている動きの気配を感じながら過ごす雨の1日。もちろんコーヒー豆は自家焙煎。これが房総の流儀でございます(笑)

プロフィール

東京から少し離れた房総でオルタナティブなライフスタイルを模索する日々を綴るブログです。

2010年末に土地「房総フィールド」を購入。
平日は東京で仕事、週末を房総で過ごす二拠点居住生活にむけ準備中。
家はおろか水道電気などのインフラすらない敷地がどのように変化していくのか?!

1年目は、拠点づくりのために「小屋を建ててること」「いくつかの作物を作ってみること」から始める予定です。

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