A Life in Boso

1年越しの悲願!房総フィールドの雑木を切る

先週末は関東地方に雪予報が出ていたので房総行きを諦めていましたが、今週末も雪の予報

結局、降る降る詐欺で終わり、今日は晴れ予報だったので2週間ぶりの房総フィールドへ

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土曜日の仕事を終えて深夜に小屋に着くと、あれ?ビニールハウスが・・・

見なかったことにして翌朝


やっぱりない・・・

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敷地の片隅にポツンとフレームが・・・

無残にもビニールはなくなり、骨組みも一部破損

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どうやらビニールハウスを建てた数日後、強風が吹き後ろの農家さんちを越え、その先にある田んぼまで飛んで行ったそうで、お隣さんがレスキューしてくれておりました。
(いつも、本当にありがとうございます)


そのお隣さんのところに近所の「物知り助っ人おじちゃん」が来ていたので「どうやったらビニールハウス飛ばないですかねぇ?」「U字溝を埋め込んだらどうですかねぇ?」とか話していたところ、流れで敷地の木を切ってもらえることになりました!やった!

実は去年、そのおじちゃんがお隣さんちの木を切るのを手伝っているときに「うちもお願いします!」といってから1年。ようやく悲願達成!

ビニールハウスの対策は後日(笑)





雑木を切る

房総フィールドには何本か木が植わっています。正確にいうと土地を入手したときから生えていました。

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その中でも大きいのがこの写真に写っている4本。いずれも雑木で枝がもろく強風が吹くと枝がぼきぼきと折れてしまいます。

ここに来るようになってから、裏の農家のおじちゃんやこの助っ人おじちゃんに「この木は何にも役に立たないから切った方がいい」「ほっておくとどんどんのびるぞ」と言われていたのですが「雰囲気がいいから残す!」と言い張っていました。

しかし、土地を購入してから5年。あらためて木を眺めると、枝がふた回りほど大きくなっています。そろそろ切らないと手がつけられなくなるかも・・・

(もし家を建てたりすると木を倒す場所がなくなるし、場合によってはご近所さんのお家を壊してしまうかもしれないのです)

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ということで、お昼ごはんを食べ、そのおじちゃん宅に伺い、木こりセットを準備

ちなみにこのおじちゃん、木こりでもなんでもないのですが、道具が一通り揃っているのです!

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7mのはしご、チェーンソー、伐採用のノコギリ、U字の安全帯、ロープ各種

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そして靴につける、フックのついたアタッチメント(なんていうんだ?これ)

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ひょいひょいと登っていき、チェーンソーをロープで吊り上げます

まず倒す方向に半分ほど切れ目をいれ、反対側から切れ目より少し上をカットしていきます

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あっという間に木が落ちていき、ずどぉ〜んという地響き!すごい・・・

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地響きを聞いてか、ご近所さんが集まってきました(笑)

続いて奥の木。(榎 エノキといっていたかな?)

この木は枝ぶりがお隣さんちの方向に偏っているので、普通に切ると家を直撃する可能性があるとのこと。そこで、先ほど切った木にロープを巻きつけ合図に合わせて引っ張る方式を採用。

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こちらはチェーンソーを使わずノコギリでカット。これもあっという間に切り落とし完了。

なんて人なんだ!

幹の上部を落としたあと、裏の農家のおじちゃんと一緒になって、どの枝を切り落とすか話しながらちゃっちゃと枝を払っていきます。

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最終的なお姿こちら(笑)

庭木サイズになり、今後は自分でもメンテナンスできそうです♪

2時間半ほどで作業完了。本当にありがとうございます!

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一時、自分でやってみようかと思っていましたが、この作業は素人には絶対無理ですね。
自分自身の安全もさることながら、倒れる方向によっては周りに迷惑をかけてしまいます。

のびのびと枝を伸ばしていた姿がなくなり、ちょっと寂しい気もしますが、気になっていたことがひとつ片付いてホッとしました。

今日はビニールハウスの中に棚をつ来る予定が、ビニールハウスが吹っ飛び、なぜか木を切ることになり、アドリブ的な1日でした。

でもまた新しい経験ができて楽しかったな(笑)


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コンポストトイレ

房総フールドデベロプメント 生ごみ処理機 自然にカエルをベースにコンポストトイレを自作

今週末の関東地方は雪の予報。房総行きは中止し東京自宅でコンポストトイレを作っていました。

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房総フィールド滞在中のトイレは、基本的にスーパーやコンビニのトイレを借りています。

男子なので小さい方は敷地の隅っこで済ませていますけど、大きい方はさすがに・・・
トイレまで間に合わない緊急事態(?!)に対応できるよう、小屋には災害時の非常用トイレを置いてあり、何度か使ったことがありますが、排泄物を処理するのが面倒。


房総フィールドはいわゆるオフグリッド。上水はもちろん、浄化槽も設置していないので排水処理ができません。となるとトイレの選択肢は「汲み取り式」か排泄物を微生物に分解してもらう「コンポストトイレ」になります。

ここでの生活は極力自然のサイクルにあわせていたいので「コンポストトイレ」に絞り込まれます。

コンポストトイレは小屋を建てる前から導入を考えておりいろいろ物色していましたが、製品型のコンポストトイレ(バイオトイレ)は10万円〜30万クラスのものばかり。しかも微生物を活性化させるためのヒーターに電気を必要とするものが多く、太陽光発電を導入する前の房総フィールドでは対象外。そんななか出会ったのが「安曇野パーマカルチャー」さんのサイトで公開されていた、家庭用の生ゴミを処理するコンポストをトイレに改造するものでした。

安曇野パーマカルチャー
今まで作ったコンポストトイレをまとめてみました。
http://www.ultraman.gr.jp/perma/conpostall.htm

オルタナ
台所用コンポストがバイオトイレに変身!「使い心地も快適」
http://www.alterna.co.jp/10530




家庭用生ごみ処理機 自然にカエル

まず準備しなければいけないものはベースとなる生ゴミ処理機「自然にカエル」(コンポスト)

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この製品の特徴は、撹拌する羽とハンドルが容器に一体成型されていること。撹拌機能を自作しようとなると結構面倒なのでこれだけでも価値があります。

しかも便座をつけたときの高さが43cm前後と、トイレとしてちょうどよいのです。

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自然にカエルS(SKS-101型)
株式会社エコ・クリーン
http://www.ecocleanjp.com/original5.html





コンポストトイレ製作工程


おしっこ分離の受け皿を作る

安曇野パーマカルチャーさんによると、自然にカエルをコンポストトイレにコンバートする際のポイントは、うんちとおしっこを分離すること。おしっこをそのまま入れてしまうと水分が多くなりチップがベトベトになってしまい、微生物の活動が妨げられるようです。

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最初に作ったのは、おしっこを容器の外に出すための受け皿。受け皿はクルマの座席の足元に敷くビニールシートを流用して作ります。(¥100ショップやホームセンター、クルマ量販店などで入手できます)

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こちらも安曇野パーマカルチャーさんのHPに記載されていたサイズを元にカット

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三角形にカットした部分を接合し、先端部分には石膏ボード用のアンカーボルトを取り付けます。(アンカーボルトの中央は空洞になっており、この先にホースを取り付けおしっこを外にだすためです)

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マットの接合に使ったのは、樹脂の接着ができるボンドとグールガン

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コンポスト容器にホースを通す

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「自然にカエル」の容器の内側にあるメモリ線の2cmほど上に9mmドリルで穴を開けます。これはおしっこを外にだすためのホース穴。

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大小分離のプレート先端に取り付けた石膏ボード用のアンカーに内径6mm(外形9mm)のホースを通します。
ちなみにこのホース、以前小屋の基礎を作ったときに水盛として利用したものです(笑)


おしっこ受け皿を取り付け

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先ほど作ったおしっこ受け皿を15mmの木ネジで取り付け。(木ネジは取り外した便座のゴム受けを留めていたものを流用しています)

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安曇野パーマカルチャーさんのHPでは、チップの取り出しを考慮しサイド2箇所のみ留めたとありましたが、マットがゆるゆるだったので、フロント部分も2箇所ネジ留めしました。


便座取り付け

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便座はネジ留めできるように木製のものを使用しています。まず、便座の下についていたゴム受けを取り外し。(この木ネジを利用しておしっこ受け皿を留めています)

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ゴム受けのネジを利用し便座と、自然にカエルの上蓋を4箇所固定。




コンポストトイレ完成!

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これでコンポストトイレ完成です!(正確にはホースの先におしっこを溜める容器が必要ですが)

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微妙に受け皿が大きいかな??

房総フィールドに持って行って実際に使用してみてから調整してみることにします。

ガーデン 2016

房総フィールドガーデン ビニールハウス用棚製作 資材調達

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昨日から一転、若干肌寒い曇り空

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昨日設置したビニールハウスの中に入ってみると、寒暖差でばっちり(?!)結露しております

これだけ見ると湿度はかなり高めになりそうです

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午前中、ホームセンターで2x4材を調達&プレカット

昨日、実測しながら設計した棚を作る予定ですが、午後から予定があるので組み立ては来週以降

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秋に株分けしたイチゴをビニールハウス内に移動させて本日の作業は終了

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天気予報によると、関東地方は明日は大雪

設置したばかりのビニールハウスが気になるところです。。。

ガーデン 2016

房総フィールドガーデン用 ミニビニールハウス導入 グリーンハウス NH-10 南栄工業

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昨晩深夜に房総フィールド入りし、目覚めたらきれいな冬晴れ♪

房総フィールド日和でございます(笑)





ミニビニールハウス導入

昨年から始めた房総フィールドガーデン。小さいとはいえ徐々に拡張できてきているので、苗を育てるためのビニールハウスを導入することにしました。

先週、夜な夜なビニールハウスのことを調べていたのですが、農家の方が使われている本格的なものはかなりお値段が高めで、4〜5坪程度のものでも一桁万円後半。しかも組み立てるのが結構面倒くさそう。支柱を支えたり、ビニールを引っ張りながらカットしたりと、1人では組み立てられなそうな感じです。

もう少し小型で家庭菜園規模の育苗ができるサイズはないかと物色していたところ、見つけたのが南栄工業さんのグリーンハウス NH-10



畳2畳の1坪サイズで2万円台前半。もう少し安いのもありましたが、ビニールの耐久性がありそうだったのでこちらを選びました。

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午前中 9時半過ぎ、配送業者の方から「近くまできているんですけど〜、どのあたりですかね?」とTEL。毎度のことなので道路まで出るとだいたいトラックが止まっています。「いやぁ〜地図見てもわかんないだよね〜」というのがいつもの会話

小屋一つしかないところに配送するなんて思いもしていないでしょうしね。

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ちゃっちゃっと開梱して組み立て開始。組み立ては19mmのパイプをジョイントにはめて連結していくだけなので簡単です。

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数カ所ネジ留めのストレートジョイントがあるので久しぶりにプラスドライバー登場(取説ではプライヤーを使うようにとありましたが手締めしました)

久しぶりにDIYちっくな作業。やっぱりこういうの好きみたい。もうひとつ小屋建てようかな(笑)

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ちょっと面倒くさいのが、でっかいビニールシートを被せる作業と、ビニールを支柱に押さえつけるパッカーと呼ばれる留め具を嵌めるのがキツめ。ビニールシートは出入り口のファスナを開けて被せ、パッカーを付ける際には閉めておいた方がよさそうです。

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小一時間ほどで完成♪

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ちょっとケミカルな感じで景観的にはイマイチですが。。。
(当初はアクリル板でかっこいい温室を自作しようと思っていたのですが、来月あたりから育苗を始めようと思っているので間に合わない。。。妥協してます!)


南栄工業 グリーンハウス NHシリーズ
左から0.5坪、1坪、2坪サイズ。0.5/1坪サイズは入口がファスナ。2坪サイズは扉になります。ビニールに特殊糸が入っていて強度が強いようです。




南栄工業 グリーンハウス Gシリーズ
HNシリーズの廉価版。違いはおそらくビニールの質だと思います。コストで選ぶならこちらが良いですね







本日のランチはカワハギ丼!

いつものようにお隣さんからの差し入れですm(_ _)m

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このカワハギは旦那さんが釣ってきたようです。いやぁ〜美味い!!

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こちらはお刺身。肝が美味いこと、美味いこと!お酒持って来ればよかった(笑)





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午後は中に設置する棚の設計やらをしていて、気が付いたら陽が落ちておりました。

房総フィールドの風景がまた少し変わった、そんな1日でした♪

ガーデン 2016

房総フィールドガーデン 畑エリアの拡張4日目、Wells Lamontのレザーグローブ、棕櫚箒をおろす

昨日に引き続き本日も快晴です♪

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お正月だというのに昨日も今日も半袖で作業できちゃうくらい。3月中旬の気温らしいですね。

冬嫌いには助かります(笑)


Wells Lamont Leather Gloves

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以前から愛用していたWells Lamontのレザーグローブ

小屋の整地と組み立て、農作業で活躍していたのですがボロボロになってきたので、先日遊びに行ったハワイのDIYショップ「ACE Hardware」で購入した新品を下ろします♪

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「1132XL Saddletan grain cowhide with ball and tape」

以前使用していたのはノーマル(?)のタイプでしたが、今回のは手首のところをコードで絞ることができるタイプ。土がグローブの中に入りにくくなります



左が購入した1132
日本で購入すると高いですね。。。アメリカだと17ドルくらいですが。。。


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さて、本日も新たな畑エリアの開墾

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お隣さんとの境界壁の基礎下に根を伸ばす謎の植物。。。

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竹の根っこ。先端部分の新芽を見ると生命力の強さが理解できます。。。

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開墾していたらコンクリートブロックのところにかえる君が

ごめん、冬眠のお邪魔しちゃったね

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お昼過ぎに作業完了。ひとまず1面はクリアしました

もう1面くらい開墾する予定ですが今日の作業はここまで

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開墾した畑は春までお休み。微生物に集まってもらえるようススキの枯葉を敷いておきました

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いままでプラスチックの箒とちりとりを使っていましたが、どうも小屋にしっくりこないので棕櫚の箒とブリキのちりとりにリプレイス

小屋をお掃除して年初の作業は終了

ガーデン 2016

房総フィールドガーデン 2016年始まりました 来春に向けて畑エリアの拡張3日目

2016年 あけましておめでとうございますm(_ _)m

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本年もぼちぼちやってまいります!

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今朝は冬らしく霜が降りております

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今年最初の作業は、昨年から引き続き新しい畑エリアの開墾

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昨年耕したふかふかの土の上に何者かが侵入した足跡が・・・

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今日最大の難所は左上の根っこ

なんの根かわからないですが柔らかく地中深くに潜り込んでいて引っこ抜くのに一苦労

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16時過ぎ、日が傾きかけたところで本日の作業完了

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16時半、冬至を過ぎて少しだけ陽が伸びてきましたね

プロフィール

東京から少し離れた房総でオルタナティブなライフスタイルを模索する日々を綴るブログです。

2010年末に土地「房総フィールド」を購入。
平日は東京で仕事、週末を房総で過ごす二拠点居住生活にむけ準備中。
家はおろか水道電気などのインフラすらない敷地がどのように変化していくのか?!

1年目は、拠点づくりのために「小屋を建ててること」「いくつかの作物を作ってみること」から始める予定です。

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