パネルハウス組立

房総フィールドデベロップメント パネルハウス組立 2日目 床材設置

昨日は夏至。今年はあいにくの雨ときどき曇

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深夜2時ごろ、雨音がテントを鳴らし目を覚まします。
昨日、床断熱を入れた床フレームは、防水透湿シートを張ったままで放置していたので、寝ぼけ眼で迷彩シートをかけ、再びシュラフに潜り込みました。

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そのあと何度か雨音で目を覚ましてはテントの中でゴロゴロを繰り返し。

3週連続で週末作業+テント生活が続いているので若干お疲れ気味の身体にはちょうど良い休憩タイムになりました。

朝7時半。そろそろお腹が減ってきました。顔を洗い、nayaさんにパンの買い出しへ。

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今日はゴルゴンゾーラと蜂蜜のパンでブレックファースト♪





レインコートを着て今日の作業手順を考えていたところ、雨がやんできました。

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床パネル接合

迷彩シートを外して、当初予定通り床パネルを張ることにします。

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昨夜の小雨で濡れたシートを拭いて、パネルハウス組立マニュアルを参照しながら床板を配置していきます。

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大きい床板は182 x 91cmの合板。結構重たいです。

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サイズ、方向を確認しながら取り付け位置に床パネルを設置

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床パネルにはオスメスの溝(実 さね)があるので、コーススレッドを打ち込む前にちゃんとはまるか確認します

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約3年放置したパネル、腐朽菌にやられ劣化してしていたり、反りが激しかったりできっちり合わせるのが難しい...

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いろいろと試してみましたが、調整はムリ。えいやっで取り付けることにしました。

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フレームに沿ってコーススレッド 65mmを打ち込んでいきます。

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作業開始から2時間、全面取り付けが完了

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ほんとは実にきちっとおさめたかったのですが無理でした。

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結果は最後のパネルに現れ、約1cmほど出っ張ってしまいました。

壁材の取り付けを考慮するとこの出っ張りはNG

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電ノコがあればさくっと終わる作業ですが、房総フィールドは電気も水道もないオフグリッド。ノコギリを取り出しカットすることにしました。約2m70cm。長いです。。。

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汗だらだらかきながら1時間かけてカット。ふぅぅ。
(若干歪んでますが・・・)





続いて壁材の洗浄に入ろうと思ったのですが、もはやパネルを持ち上げるパワーなし。

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とはいえ時間はまだあるし、この季節の曇り空は貴重です。

ということで、次回やろうと思っていた草刈りをすることにします。

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ガソリンがあまりなかったので使い切るまで1時間、2ストロークエンジンをぶん回し敷地の3/5くらい草刈り完了

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ここで17時半

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そろそろ撤収。来週末は仕事が入っているので、オルタナティブライフは暫し休憩。
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パネルハウス組立

房総フィールドデベロップメント パネルハウス組立 1日目 スタイロフォームで床断熱

梅雨の合間をぬって今週末も房総フィールドへ♪
先週末に床フレームの組立が終わったので、今日は床に断熱材を入れる作業をします


床断熱 資材調達

房総フィールドに行く前に、ホームセンターに寄って断熱材(スタイロフォーム)、受材用の木材、透湿防水シート、タッカーなどを買いそろえます。

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断熱材

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ダウ化工 スタイロフォーム 30x910x1820 6枚 ¥1,180x6 ¥7,080


透湿防水シート

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デュポン タイベック ハウスラップ 50m ¥5,480


受木材

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赤松KD桟木 24x48x3590 10本 ¥3,180

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カット代 ¥750
カットに時間がかかってしまったので半額におまけしてもらいました♪


その他

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マックスガンタッカ ¥7,280
タッカの針(Mステープル) ¥78
コーススレッド(ステンレス) 45mm ¥428

合計:¥23,526

タッカは¥2,000台のモノと¥7,000台のモノがありましたが、この手のモノを妥協すると後々後悔するので高いほうをチョイス。パッケージの「プロ用」というワードがささるw





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ホームセンターにいると余計なものばかり目に入ってきてしまいあっという間に時間がなくなってしまいます。用途はないけどこういうの、惹かれますw


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僕のクルマに載る大きさ+長さではないのでホームセンターの軽トラをお借りして房総フィールドへ





11:30 房総フィールド到着

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購入した資材を下し再びホームセンターにクルマを戻しに向かいます

お昼ご飯を食べて13:30に再び房総フィールドに戻り作業開始





床断熱 作業開始

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ウッドロングエコで防虫防腐処理

購入した受木の防腐処理を兼ねウッドロングエコを塗布します

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軽く乾燥させてフレームにセットすると

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うっ長い・・・

ホームセンターで先週末計測した長さジャストにカットしてもらったのですが数ミリ長くきっちりはまりません。まぁ木材ですからしょうがいないっすね。

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断熱材の受木なので正確さは不要。感覚でノコギリカットしていきます


受木取り付け

続いて断熱材のスタイロフォーム1枚を床フレームの幅にカット。

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スタイロフォームは曲尺とカッターでカットしましたが、まっすぐ切るのが結構難しい。
あとで気づきましたが、受木の長いほうをあててカットすればスムーズでした。。。

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床フレームの長辺用の受木セットし、カットしたスタイロフォームの端材をあてて取り付け位置を調整

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コーススレッド45mmで固定していきます

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次は横木用の受木を取り付け、横木を渡していきます。横木も先週計測した通り736mmにプレカットしてもらったのですが長過ぎたのでノコギリで調整

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スタイロフォーム はめ込み

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床フレームの内寸は3560mm、スタイロフォームは1820mmあるので1フレームで2枚使用します。一枚目はそのまま1820mmで使い、もう一枚を1740mmにカット。

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それぞれの真ん中と合わさる位置に横木を渡します

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受木の長さをカットして調整したり、スタイロフォームをカットしたりしながら作業し、

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18時過ぎに断熱材を組み込み完了
カットの荒さが目立ちますね。。。





防水透湿シート タイベックスを張る

続いて防水透湿シートを張っていきます
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パネルハウスにはちょっと贅沢ですが防水透湿シートはタイベックをチョイスしました
(ホームセンターには防水透湿シート¥3,000前後、タイベックは¥5,000ちょっと)

ロール状に巻いてある紙のようなシートを転がして床フレームの長さでカット

それをホチキスのお化けみたいなタッカで留めていきます

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我が人生初のタッカ作業!

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赤いラインが入っているので分かりやすい。床フレームの内側は5cmほど重ねてタッカ留めしました

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今日は夏至。一年で一番陽が長い日。日没ギリギリまで作業し断熱材+防水透湿シートを張るところまできました。本日の作業はここまで。

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ふっ、今日は曇りだったけど蒸し暑かった。

お風呂はいりたかったけど、時間が遅くなっちゃったので水タンクで水浴びしてさっぱり♪

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陽が落ちると蚊の大群に襲われたので蚊取り線香で防戦!

今夜もテントで眠りますzzz

基礎

房総フィールドデベロップメント 基礎設置6日目 基礎工事完了!基礎ブロックの高さ調整とフレームにウッドロングエコ塗布

いつも通り今日も敷地内キャンプです♪

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朝4時半、目覚めると正面の木の間にお月様

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反対側から陽が昇りはじめました

この季節、陽が長くて好き

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でも、噛んだり刺したりする虫が多くなるのは嫌い

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早朝、軽く作業したあと、お気に入りのパン屋「naya」さんまで焼きたてのパンを買いにいき房総フィールドでブレックファースト





基礎完成へ

午前中は昨日に引き続き基礎ブロックの高さ調整

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再度水盛りしてレベルを確認

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基礎ブロックを置いたり退けたりで腰が痛い...

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「これくらい盛れば、これくらいの高さになる」という感覚が掴めてきました

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8個ほど基礎ブロックの調整をしたらフレームがフィットしました

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フレームがちゃんと基礎の上にのっているか、押し付けながら確認していきます

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うし!これで基礎完成です!!





木材防護防腐剤ウッドロングエコ塗布

春先に木材防腐剤を探していたところ出会ったのがこの「ウッドロングエコ」なるものを発見しました。

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パネルハウスのキットを放置してもうすぐ3年。一部パネルには腐朽菌もまとわりついてどこまで効果があるのか分かりませんがダメもとで塗布してみることにします

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1ガロン(約3.8リットル)にウッドロングエコ20gと白蟻防除効果があるというホウ砂を285グラム混ぜ合わせます

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撹拌するとブルーグリーンな液体ができました

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先ほど基礎ブロックの上に乗せていたフレームを作業エリア(??)に移動し、ソーホースブラケットで組んだウマの上に乗せ塗装開始

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同様にフロア材にも塗布

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ふぅ〜、今日も日差しが夏♪





床フレーム結合

フレーム材が乾燥したところでいよいよパネルハウス組み立て作業に入ります

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ファーストステップは床フレーム
パネルハウスの床フレームは3分割されているので、コーススレッド65mmで結合していきます

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パネルハウス組み立て用にゲットしたパワーツール makita TD131D登場!

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パネルハウスに初のコーススレッド打ち込み!緊張してます!

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無事14本 x 2セット 28本のコーススレッドを打ち込み結合完了

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基礎ブロックとフレームの端が、面一になるよう木槌で調整

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うん、いい感じになってきました!

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調整が終わったところで基礎ブロックの周囲の土を埋め戻しします

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これで基礎工事と床フレームの組み立てまで完了

当初は断熱材を入れてフロア材を組み立てるところまでいく予定でしたが欲張り過ぎだったみたいですw


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この作業をしているとき、土をかき分けたらトカゲがささっと逃げ出しました

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よく見ると卵らしきものが・・・ゴメン・・・

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ダメもとで土を埋め戻していたら親トカゲが戻ってきました

最近見かけたトカゲのお腹が異様にふくれていたのでちょうど産卵シーズンだったんですね

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暑さでふらふらしはじめた頃、お隣さんから梅ジュースの差し入れ!ありがたい!


ということで、今週末の作業はここまで

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迷彩シートを被せて撤収作業

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房総フィールドを出る直前、鳥の群れが上空を横断

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陽も落ちてきたので東京に戻ります

基礎

房総フィールドデベロップメント 基礎設置5日目 水盛りして基礎ブロック ピンコロの高さと水平をとる

基礎工事も大詰め。今週末で基礎工事が完了する予定です。

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今朝は東京の自宅でもたもたしていたら出遅れてしまい高速は渋滞。久しぶりにアクアライン経由で房総半島へ向かいます。

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お昼過ぎに房総フィールド到着

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う〜ん、夏雲♪ 暑くなりそうです

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先週梅雨入りし雨が続いていたので、まずはパネルハウスを日干しして乾燥させます

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そろそろバッタ君のシーズンですな

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迷彩シートで保護していた基礎エリアを開封

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先週盛った空練りモルタルは、土の水分を吸収したようでカチカチに固まっていました。

のんびり作業しているとこういう経過を体感しながらできて勉強になります!





水盛り器登場!

先週、大雑把に砕石とモルタルを盛ったので、今日は基礎ブロック(ピンコロ)の高さをあわせていく作業です。

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高さを合わせる方法はいくつかありますが、今回はペットボトルとホースで自作した原始的な水盛り器をを使います。(水盛り器自作の記事はこちら

先週末テストしたところ、ホースとのジョイント部分の接着があまく、水漏れしたので補強して再チャレンジです。

まず、基準とするブロックの高さにあわせるよう水を入れていきます。

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ホースの中に空気が入りやすいのでエア抜き中

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水のレベルがあったら水糸のレベルをあわせて作業開始!

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基礎ブロックの高さ調整

高さの調整は空練りモルタルを数ミリ単位(場合によっては数cm単位)で盛ってレベルをあわせていきます

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砂とセメントを3:1で混ぜ合わせ空練りモルタルをつくります

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水糸の高さとのギャップを確認

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基礎ブロックをどかして、ギャップを埋めるくらいの空練りモルタルを盛っていきます

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コレを何回か繰り返し、高さを調整していきます

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高さがあったら、次は水平器をいろいろな方向からあてて、水平をだしていきます

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この作業、ビシっと決まればよいのですが、意外と苦戦。。。

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ひぃひぃいいながらなんとか一列完了

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これを20個分調整し、作業が終わったのが19時半。作業を始めたのが14時くらいだから5時間半もかかってしまいました

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早速床フレームを乗せてみると

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あれっ???浮いてる・・・

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う〜ん、あまかったか。。。

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フレームも歪んでいるし。。。

という感じで日が暮れていったので、今日はこれでおしまい

明日に続きます

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夕陽が奇麗♪

基礎

房総フィールドデベロップメント 基礎設置4日目 掘削から砕石+空練りモルタルで基礎の基礎を作る

今週末は2週間ぶりの土日休みだったので泊まり込みで作業しようと思っていたのですが、土曜日は土砂降りの雨。。。そろそろかなぁと思っていた梅雨シーズンがやってきました。

土曜日は天気予報を眺めながら様子をうかがっていたのですが、深夜の天気予報で房総エリア「曇ときどき雨」だったので、ダメもとで房総フィールドへ向かうことにしました!

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ホームセンターに寄ってから房総フィールドに到着したのは9時半頃
地面はいつもより緩い感じ。あぁ、また草が伸びてきた・・・

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整地エリアはなんとか崩れずにいてくれましたが、

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周囲は水没・・・お堀状態・・・





眺めていてもしょうがないので作業開始

クルマから砕石 4袋、砂 3袋、セメント1袋を下ろします。総重量145kg!

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掘削作業開始

今日の作業は基礎ブロック(ピンコロ)を設置するところを掘削し、その中に砕石をいれ、さらに空練りモルタルを盛るという作業。建物の自重沈下を抑えるものなので非常に重要です!
(でも、作業の精度はゆるめ・・・w)

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まずは一旦整列させたピンコロを移動

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すると、

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トカゲ君 登場!

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ブロックを数個移動したところ、それぞれ1匹づつ、3匹も隠れていました!





30 x 30 x 10cmをスコップで掘るという、何気に地味な作業・・・

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さらに雑草が強力に蔓延っていて、作業の半分くらいは草刈りという状態・・・

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16時 やっと掘削作業が終了

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ひとやすみ。なんか晴れてきたし♪





砕石投入+転圧

30 x 30cm x 深さ10cmの穴に5cmほど砕石を入れます。20個の穴に15kgの砕石6袋使用しました。

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空練りモルタルをつくる


すごく身近にあるものなのに、自分で扱ったことがないモノ。そのひとつがセメント。
我が人生で初のセメント取り扱いでございますw

ネットで調べたところ、セメントの使い方には2通りあるようです
ひとつがセメントと砂、砂利、水を混ぜた「コンクリート」、もうひとつが砂利を混ぜない「モルタル」の2種

砕石とピンコロの間に敷くモルタルは、セメントと砂だけを混ぜた(水なし)の空練りモルタル

空練りモルタルにしたのは、モルタルの量を調整しながらピンコロの位置や高さをそろえていくためです

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ドライモルタルの作り方は砂 3:セメント 1の割合で配合します
まずは2リッターのペール缶を使い、砂を3杯

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続いて防湿袋に入ったセメント袋を開封

おぉ、セメントってこんな細かい粉だったんだ!

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スコップで1杯分すくい

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砂とセメントを混ぜ合わせます

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よく掻き回したほうがよいとあったので、スコップと手を使い撹拌

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数分混ぜているとやおらこんな色に変色。砂にセメントがまとわりついた感じですかね?





モルタルを盛る

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スコップでモルタルを砕石の上に被せていき

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左官でならしていきます。これ、かなりテクニックいりますね・・・

砂と土に含まれる水分を吸収したのか、フラットになるよう左官を動かしていると、少し粘りけがでてきました

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先ほどのバケツで撹拌した約8リッターの空練りモルタルで穴4つ分使用

ひとまず前方と後方2カ所入れたところで17時半をまわってしまいました

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普段ならここで撤収作業ですが、6月は陽が長い季節+昨日来れなかった遅れを取り戻す(?!)ため、もう少しねばることにします

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空練りモルタルを撹拌すること5回

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なんとか20個の穴にモルタルを投入するところまできました

ほんとうはここから一個一個のピンコロの高さを調整するところですが、時刻は既に19時をまわっています。さすがに暗くなってきたのでここでタイムアップ

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梅雨入りしたこともあり、今週も雨が降るとの予報。掘削した穴に土が流れ込まないように愛用の迷彩シートを被せて本日の作業終了

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見上げると半月が浮かんでいました♪

TOOL

ペットボトルで水盛り(水平を測る機具)を自作

整地を終えた後、基礎をつくる前工程のことを水盛り・遣り方(みずもり・やりかた)というそうです。

このステップは建物の正確な位置を定めるため、直角と水平をだし、それにそって基礎を作っていく作業です。

房総フィールドで作ろうとしているパネルハウスの基礎は、独立基礎という方式でコンクリートブロックを置いていくだけなのでさほど難しくはないですが、ベタ基礎、布基礎と呼ばれる鉄筋を入れコンクリートを流し込むタイプでは後からの修正も難しくなるので非常に大事なステップになります。

前回、遣り方(的な作業?!)をして基礎の位置を割出したのですが、基礎の高さ=水平位置も考慮して作業を進めたほうが効率がよかったことにあとで気がつきました。
(水糸を張る時に水平も出しておけば作業が楽でした・・・)

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いずれにせよコンクリートブロックの水平は割り出さないといけないので、水盛りするための機具を準備することにします。

水平を出す機具として水準器(水平器)がありますが、長い距離の水平を取るとなると、下に長い木材を置いて計測したりと取り回しが大変。

そこで登場するのが、水盛り缶と呼ばれるもの。

水盛り自作

器に入れた水は常に水平になるという原理を使った原始的な道具です。

ホームセンターなどで製品版も売っているようですが、DIY系のサイトをみるとペットボトルを使って自作しているケースが多いので僕も自作することにしました!





ペットボトルで水盛りを自作

DIY系サイトではペットボトルにホースを繋いでいるだけのものが多いですが、そうなるとホースの先端は常にペットボトルの水位より上に向けておかなければなりません。

微修正しながら作業することを想像すると、もう片方もペットボトルに繋いでしまったほうが、取り回しがしやすそうと思い、デュアルペットボトル水盛り缶を作ることにしました!


準備したもの

・2リッターペットボトル 2個
(面積が広く置いた時に安定しそうで、潰れにくいポリカーボネートが固め=厚めのモノを選びました)
・透明ホース 外径11mm/内径9mm 6m ¥480
・二方型ホース継手 8mm ¥178 x 2個 ¥356
・接着剤

水盛り自作
※写真にアクリルパイプが写っていますが使用していませんw

水盛り自作

ペットボトルの下部のほうにドリルで穴をあけます

水盛り自作

そこに継手を入れて

水盛り自作

接着剤で固定+穴の隙間を塞ぎます
本当はシーリング材で塞ごうと思ったのですが、家にあったシリコーンシーランとが固着していたので、手持ちのGPクリアを使うことにしました。この接着剤だと乾燥してもグニャグニャしちゃいます!

水盛り自作

接着剤の乾燥を待ち

水盛り自作

ホースの端を短く切って、水漏れしないか確認中

ひとまずこれで完成!

次回作業でお目見えいたします!

プロフィール

東京から少し離れた房総でオルタナティブなライフスタイルを模索する日々を綴るブログです。

2010年末に土地「房総フィールド」を購入。
平日は東京で仕事、週末を房総で過ごす二拠点居住生活にむけ準備中。
家はおろか水道電気などのインフラすらない敷地がどのように変化していくのか?!

1年目は、拠点づくりのために「小屋を建ててること」「いくつかの作物を作ってみること」から始める予定です。

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